葬儀では僧侶を迎えるために控え室を用意しておくことになります。遺族は茶菓子でもてなしますので、準備が必要になりますので、近くのスーパーなどで用意をしておくことです。また喪主が控え室にいって来ていただいた僧侶に挨拶もします。
喪主が同席したうえで、葬儀社の担当者と僧侶とが、通夜の進行の打合せを行いますので、いろいろなことが想定されるということを理解しておくことです。新潟県の葬儀では歴史がある家柄が多いことから、しっかりとした通夜や告別式をする傾向が強いので、僧侶との関係をもつことが大切になります。
僧侶による読経が始まると、途中から焼香がありますので、指示されたとおりに焼香をしていくことになります。読経の途中で遺族側から焼香を始めますので、参列者の焼香はその後になります。そして、弔問客の応対をすることも大事です。
古くからある名家が残っている地域に新潟県があります。様々な歴史を持っているところもありますので、その土地によっては葬儀なども古くから伝えられている方法でやっているところもあります。しかし、近年では家族葬に見られる、お金をかけずにこじんまりとした近親者だけで葬儀を済ませることも多くなっていることから、日本人の死に対する価値観が大きく変化してきました。
中には生前葬というものもありますし、あくまでもパフォーマンス的な意識で認識している人もいますが、立派な死に対する考え方になります。自分のことですから自分で考えていくことによって、より残された遺族のことを考えることができるようになります。
死んだ後のお寺や遺産などがある場合には、相続のことなども話し合っておくことで、より多くの生き方を選択することができます。